riri_kawaseの日記。

明日もあなたが幸せでありますように・・・。

村のお化けと四人の子どもたち。/お父さんの不思議で意味不明な話。

※閲覧注意のお話です。暗い話が苦手な人は読まないでください。






『肉おばさんと研究室。』のつづきになります。






お父さんが部屋についてから話してくれたのは、かんたんに話すと『お父さんの家系の昔話』だった。


【むかしむかし、ある村に四人の子どもとその母親が住んでいました。


子どもたちの住んでる村には怖いお化けが住んでいて、村人は困っていました。


そこで村人に頼まれた子どもたちは、家の裏にある川にお化けを誘いだしました。


子どもたちにだまされたお化けは、川に流されて沈んでしまいました。


お化け退治に成功した子どもたちは、村人たちに祝福されながら、村から旅立ちました。


めでたし、めでたし。】


みたいな意味不明な昔話(実際はもっと長かったけど短くした)。


なんか、話終えたあとにお父さんが、この昔話の子どもたちと母親が、カワセ家の遠いご先祖様で、村をお化けから救って自分たちは関東に引っ越してきたんだと言っていました。


小学生だったアタシは、フツーに私のご先祖さまは、やっぱりすごい人たちだったんだ、てなんかうれしく思いました。


でも、小学生ながらに村にどうしてお化けがいたの?とか、どうして村を救ったのにご先祖様が旅立たないといけなかったの?とか意味不明な疑問がありました。


だけど、その時は小学生だったから深く考えないで、すごい都市伝説みたいな話がきけたし(喜)、みたいに思っておしまいでした。


でも、この昔話をブログで書くついでに、お父さんの生きてるほうの残念なお姉さんに、イロイロきいてみました。


そうしたら、なんか、私が小学生の時に聞いた昔話とはぜんぜんちがうヤバい話だったからビックリしました。


はっきりいって、お姉さんから『人に言わないほうがいいよ?』て遠回しに言われたし、お父さんがきいても昔話のほうしか教えてくれなかったのは、それなりの理由があったからでした。


そんなわけで、私も人に話すのはやめようと思いました。


ブログは話すんじゃなくて書くだけだから、気にせずにフツーに書くけどね。


できるだけ聞いたまま書くようにしますが、差別的なことや実際の地名とかは迷惑になるとまずいから、テキトーに嘘ついて書きます(写真もイメージです)。




・・・私のお父さんは今は関東に住んでいますが、お父さんの何代か前のご先祖様は、関東からずっと北のほうで生活していたそうです。


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まだ、日本が大きな戦争をするずっとずっと前です。


そこはとんでもなく田舎で、町ではなくて『ゴエス村』とよばれていました。


村はみんなが家族みたいな関係で、じっさいに、村人のほとんどが遠い親戚関係だったそうです。


私のカワセ家は村のはずれに家があって、元々は川を背にする家からカワセ(イケノウラ)になったみたいですが、その頃はすでに川ではなくて湖だか池だかになっていたみたいです。


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私の家みたいに、村の場所に関係した苗字をもらった家が、その村にはたくさんあったみたいです。


森の下にあるから森下家、道の境にあるから堺家みたいに。


ただ、不思議で口(くち)という苗字の家が村の中央にあったのですが、その家だけが由来のわからない意味不明な家だったみたいです(本当はくちとも読まないで口って書いて、その家をあらわしていたみたいですが、よぶ時に不便だから『くちけ』と村人はよんでいたみたい)。


苗字だけではなくて、そこの口家の人たち自体も変わっていて、なんか、家から一歩も出ないで生活していて、姿も村人にぜったいに見せなかったそうです。


『それじゃあ、どうやってその人たち生活していたの?』て私が不思議に思ってお姉さんにきいたら、代々交代で、その口家のお世話をすることになっていたそうです。


交代する周期がもちろん決まっていたそうですが、すでに伝わっている話の中では、わからなくなっていました。


『たぶん、何十年単位よ。』てお姉さんは言っていました。


ある時、その口家のお世話が私のカワセ家にまわってきたそうです。


ここでちょっと脱線するんですが、私のお父さんのほうの家系って、なんでかわかんないんですが、何代かおきにとんでもない人が生まれるんです(ホント迷惑)。


前にも書いたんですが、自殺したお姉さんがそういう人だったみたいで、とにかく大変だったそうです(前にこのブログで書いています)。


それで、そのお世話当番になった時のカワセ家の代表(当主?)がとんでもない『カワセおばさん』だったみたいです。


なんか、本当は家の代表は、その家の主人(旦那さん)がするみたいなんですが、カワセ家の旦那さんは、とんでもない奥さんがイヤになって自分の親と一緒に家出(?)して行方不明だったから、カワセおばさんと四人の子どもたちで生活していたみたいです。


そんなわけで、そのとんでもないカワセおばさんが口家のお世話をはじめました。


当たり前だけど、とんでもカワセおばさんだから、世話なんかできるわけなくて、フツーに問題がおきました。


なんか、食事の支度をしなかったり、家の掃除をしなかったり、とにかくしないことばかりだったみたいで、あっという間に口家は荒れ果てたみたいです。


ここからは私の考えなんですが、たぶん、カワセおばさん的には旦那が家出して行方不明で子どものめんどうを一人でみているのに『どうしてアタシが他人の家の世話までしないといけないんだよ?』て考えていたんじゃないのかな?て考えています。


それで、荒れ果てた口家の人は当たり前のようにキレちゃって、夜中にカワセ家に怒鳴りこみにいったみたいです。


そこで事件になったんですが、じつは口家の人たちは、すごいヤバい病気だったみたいで、外見がお化けみたいだったそうです。


その外見と病気のせいで外に出れなくなっていたみたいですが、なんか、この病気は村を守るためにかかった呪いだと信じられていたみたいで、それで家から出なくても口家の人たちは代々生活できていたみたいです。


・・・夜フツーに寝てたのに、急にお化けが怒鳴りにきたら、パニックになりますよね?


きっと、カワセおばさんたちもそうだったんだと思います。

何がなんだかわからずに、とりあえずカワセおばさんと子どもたちは、その夜のうちにお化け(口家の人)から逃げるように村から脱出して関東に移り住んだそうです。


お姉さんからきいた時の話ではもっと具体的に『口家の人はきっと※※っていう病気だったんだろうね』て言われたりしましたが、ここではイロイロまずいような気がするから書きません。


あと、追ってきた口家の人たちが裏の湖(池)で溺死して、カワセ家が村のめんどくさい習慣(呪い)から解放してあげた、みたいにお姉さんは言ってましたが、きっとそれは、いい方向に解釈(?)しただけで、きっと大事故が起きたんだと思っています。


昔話ってじつは、ヤバい話がもとになっていることが多いのかもしれない・・・。


この話を書くのに、すごい時間がかかったし。


なんか、話をきいて、それをわかりやすくまとめて書くのがアタシには向いてないのかもしれない。


・・・そんなわけで、昔話はおしまいで、お父さんとの二人旅の話に次から戻ります。


つづく。